もしも逮捕されたら(もしも たいほ されたら)

※2つめは、かんじつかってません。

****かんじ、つかってます****
 7/20のデモに向けて、参加者の皆さまと共有しておきたい事項があります。それは、万が一デモで(その最中、または集合地点や解散地点)で逮捕されてしまったら、のお話です。警察はこれまで、しばしば社会運動への嫌がらせ、弾圧目的で不当な逮捕をしてきました。逮捕できそうなことがあれば様々ないちゃもんをつけて連れていこうとする、これが警察です。なので、逮捕は決して他人事でなく、残念ながら皆にとって身近なことなのです。まずはここを共有したいと思います。

 そうしたら次に、逮捕されたらどうすればいいのでしょう?最も重要なことは、「関西救援連絡センターの指定する弁護士を専任する。電話番号は06-6372-0779(ゴロ:オロロ、みなにわななく)」とにかくこれだけを言うことをおすすめします。

 あとは法的に保障された黙秘権を行使して、黙秘するのが一番です。(他にも当番弁護士制度を利用したり、あるいは信頼できる知人の弁護士などを呼ぶのでもかまいません。大事なのは、弁護士を呼び、外部と連絡をつけることです)名前や住所も一切いう必要がありません。警察はそれを元に調書を作りますから。「黙秘します」「言いたくない」などというのもいいですが、一切何も言わない完全黙秘が有効です。調書を作り、あわよくば起訴に持っていくために、警察は平気で嘘をつきます。そうやって、あなたを動揺させる揺さぶりをかけてくるのです。「認めないと釈放しない」「話さないと有罪だ」などと言われても、一切信じてはいけません。有罪にするとかしないとか、そもそもそんなことを判断する権限、警察にないですから。

 とは言っても、警察の密室の中、たった一人で黙秘し続けるというのは精神的にも大きな負担になりますよね。時になにかを喋ってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、黙秘は途中からでもかまいません。

 また、仮に調書を作られてしまったとしても心配しないで。サインさえしなければ法的に効力のある書類にはなりません。決してサインしないでください。サインは同意とみなされ、冤罪を作り出すことにつながります。

 逮捕があれば、主催は弁護士に連絡・接見要請をし、すみやかに救援会を組織して、あなたの生活を弾圧から守るために動き出します。ですから、弁護士接見までは黙秘して、外の私たちを信じてがんばってください。

 最後に、重要なのでもう一度。「関西救援連絡センターの指定する弁護士を専任する。電話番号は06-6372-0779(ゴロ:オロロ、みなにわななく)」 これだけを言い、あとは黙秘です。黙秘だけが自分を守る最大の武器となります。

 以上、デモ参加予定の皆さまと共有したいことでした!

(以下、参考までに)
 ちなみに法律ではどのくらい逮捕された者の身柄を拘束できるようになっているのでしょうか?逮捕後、被逮捕者の身柄を拘束できるのは、まず警察が48時間。その後、検察に送致され、24時間以内にそれ以上身柄を拘束する必要があるか判断します。検察がこれ以上捜査の必要がないと判断すれば、この48時間+24時間の、72時間で釈放となります(もっと早い時点で釈放されることもある)。検察がそれ以上の身柄拘束が必要だと判断した場合は、検察官が裁判所に対して勾留を請求し、裁判所が勾留決定をすると、最長10日間の身体拘束が新たに認められます。その10日間はさらに延長を請求できることになっていて、さらに10日間延長できますから、72時間+10日間+10日間で、起訴さえされなければ最大23日間で釈放されます。不起訴や「処分保留」などになる場合は、そのことが決まった時点で釈放です。(長すぎますし、このことは「代用監獄」制度と呼ばれ拷問であるとして国際的にも強く非難されているのですが、これが現代日本の中世並の刑事司法の現状です…。)救援会がまず狙うのは、この最大23日間以内にいかに起訴させず、できるだけはやく身柄の拘束をやめさせることです。

****かんじ、つかってません****

もしも たいほされたら

 7/20の でもに むけて、 さんかしゃの みなさまと きょうゆうして おきたい じこうが あります。 それは、 まんがいち でもで (その さいちゅう、 または しゅうごうちてんや かいさんちてん)で たいほされて しまったら、 のおはなしです。 けいさつは これまで、しばしば しゃかいうんどうへの いやがらせ、 だんあつもくてきで ふとうな たいほを してきました。 たいほできそうな ことがあれば さまざまな いちゃもんを つけて つれていこうと する、 これが けいさつです。 なので、 たいほは けっして たにんごとでなく、 ざんねんながら みんなに とって みぢかな ことなのです。 まずは ここを きょうゆうしたいと おもいます。

 そうしたら つぎに、 たいほされたら どうすれば いいのでしょう? もっとも じゅうような ことは、 けいさつに ちょうしょを つくらせないこと、 そして きそさせない ことです。

 そのために、 「かんさい きゅうえん れんらく せんたーの していする べんごしを せんにんする。 でんわばんごうは 06-6372-0779 (ごろ: おろろ、 みなに わななく)」 とにかく これだけを いうことを おすすめします。

 あとは ほうてきに ほしょうされた もくひけんを こうしして、 もくひするのが いちばんです。 (ほかにも とうばん べんごし せいどを りようしたり、 あるいは しんらいできる ちじんの べんごしなどを よぶのでも かまいません。 だいじな のは、 べんごしを よび、 がいぶと れんらくを つけること です) なまえや じゅうしょも いっさい いう ひつようが ありません。 けいさつは それを もとに ちょうしょを つくりますから。 「もくひ します」 「いいたくない」 などと いうのも いいですが、 いっさい なにも いわない かんぜん もくひが ゆうこうです。 ちょうしょを つくり、 あわよくば きそに もっていく ために、 けいさつは へいきで うそを つきます。 そうやって、 あなたを どうようさせる ゆさぶりを かけて くるのです。 「みとめないと しゃくほうしない」 「はなさないと ゆうざいだ」 などと いわれても、 いっさい しんじては いけません。 ゆうざいに するとか しないとか、 そもそも そんなことを はんだんする けんげん、 けいさつに ないですから。

 とは いっても、 けいさつの みっしつの なか、 たった ひとりで もくひ しつづける というのは せいしんてきに おおきな ふたんに なりますよね。 ときに なにかを しゃべって しまうことも あるかも しれません。 そんな ときは、 もくひは とちゅうからでも かまいません。 また、 かりに ちょうしょを つくらせて しまったとしても しんぱい しないで。 さいんさえ しなければ ほうてきに こうりょくの ある しょるいには なりません。 けっして さいん しないで ください。 さいんは どういと みなされ、 えんざいを つくりだす ことに つながります。

たいほが あれば、 しゅさいは べんごしに れんらく ・ せっけん ようせいを し、 すみやかに きゅうえんかいを そしきして、 あなたの せいかつを だんあつから まもるために うごきだします。 ですから、 ぜんごし せっけんまでは もくひして、 そとの わたしたちを しんじて がんばって ください。

さいごに、 じゅうようなので もういちど。 「かんさい きゅうえん れんらく せんたーの していする べんごしを せんにんする。 でんわばんごうは 06-6372-0779 (ごろ: おろろ、 みなに わななく)」 これだけを いい、 あとは もくひです。 もくひだけが じぶんを まもる さいだいの ぶきと なります。

いじょう、でも さんか よていの みなさまと きょうゆうしたい ことでした!

(いか、 さんこうまでに)

 ちなみに ほうりつでは どのくらい たいほされた ものの みがらを こうそく できるように なっているのでしょうか? たいほご、 ひたいほしゃの みがらを こうそく できるのは、 まず けいさつが 48じかん。 そのご、 けんさつに そうちされ、 24じかん いないに それいじょう みがらを こうそくする ひつようが あるか はんだんします。 けんさつが これいじょう そうさの ひつようが ないと はんだん すれば、 この 48じかん + 24じかんの、 72じかんで しゃくほうと なります (もっと はやい じてんで しゃくほう される ことも ある)。 けんさつが それいじょうの みがら こうそくが ひつようだと はんだんした ばあいは、 けんさつかんが さいばんしょに たいして こうりゅうを せいきゅうし、 さいばんしょが こうりゅう けっていすると、 さいちょう 10にちかんの みがら こうそくが あらたに みとめられます。 その 10にちかんは さらに えんちょうを せいきゅうできる ことに なっていて、 さらに 10にちかん えんちょう できますから、72じかん + 10にちかん + 10にちかんで、 きそ さえなければ、 さいだい23にちかんで しゃくほう されます。 ふきそや 「しょぶん ほりゅう」 などに なるばあいは、 そのことが きまった じてんで しゃくほうです。 (ながすぎますし、 このことは 「だいよう かんごく」 せいどと よばれ ごうもんで あるとして こくさいてきにも つよく ひなんされて いるのですが、 これが げんだい にっぽんの ちゅうせいなみの けいじしほうの げんじょうです…。) きゅうえんかいが まず ねらうのは、 この さいだい23にちかん いないに いかに きそさせず、 できるだけ はやく みがらの こうそくを やめさせることです。